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ソフトテニス指導者として伝えたいこと

新型コロナウイルスの感染者が減ってきており、全国39県で緊急事態宣言が解除されました。このまま感染者が増加しなければ、各地でテニスコートの使用が可能となりそうです。

既にスポーツ施設の使用を再開している地域もあるようで、私が住んでいる地域も、2020年6月からはテニスコートの使用が再開されそうです。

中学生の指導も再開できそうですので、子ども達と一緒にソフトテニスができる喜びを噛みしめたいです。

また、今回の自粛期間を経て、指導者として改めて3つのことを大事にしたいです。

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ソフトテニスができる喜びを忘れない

私の住んでいる地域では、2020年3月上旬からスポーツ施設の使用が制限され始めました。

いつも練習で使っているコートは使用不可となり、他のコートを予約して短時間での練習をするようになりました。

そして、2020年4月になるとテニスコートの使用は不可となり、中学生の指導も中止となりました。

今までは週に1回テニスができるのが当たり前で、子ども達とどうすれば上手くなれるか話し合いながら日々の練習を続けてきました。

しかし、今回の自粛期間を経て、ソフトテニスができる日々が当たり前ではなく貴重な時間だったのだと思い知らされました。

健康な体で、安全な場所で好きなだけ練習ができることがどんなに喜ばしいことか実感しました。

ソフトテニスができることに感謝し、その喜びを忘れないようにします。

勝敗にこだわり過ぎない

練習のできない日々で考えさせられたのは、ソフトテニスができることが幸せであり、楽しいと思えることが重要ということです。

ソフトテニスという競技は勝敗がつく以上、それにこだわるのは当たり前です。しかし、勝敗にこだわる余り、ソフトテニスというスポーツの楽しさを忘れてしまっていなかったか振り返りました。

指導と言いながら、勝敗ばかりを気にし過ぎて、子ども達のソフトテニスに対する「楽しさ」を奪ってはいなかったか。勝つための戦略ばかりで、子ども達の自由な発想で戦う機会を潰していたのではないか。

勝敗は重要ですが、「ソフトテニスが好きで、プレーしていて楽しい。」という土台がなくなってしまえば、指導者に言われるだけの操り人形となり、ソフトテニスをしていてもつまらなくなってしまいます。

勝敗ばかりを求めるのではなく、子ども達がソフトテニスを楽しみ、競技を通じてどれだけ成長できているかを重視します。

悔しさを忘れない

練習再開は喜ばしいことですが、残念なこともあります。それは、全中が中止になったことです。

現在、地区大会なども開催されるかどうか分かりません。最大の目標としていた全中が中止になったことで、何を目標に練習をしていけばよいか分からない状態です。

選手達には次があるから今回は仕方ないとは言えません。子ども達にとっては最後の全中であり、これを目標に3年間頑張ってきたのです。

悔しくて、中学3年生への救済策がないかと考える日々です。この悔しさを忘れず、次の目標に向けて努力を継続します。

ソフトテニス指導者として伝えたいことのまとめ

今回の自粛期間で改めて自分自身の指導が適切であったか振り返ってみました。

練習できることが当たり前となり、勝敗ばかりを気にする指導になっていたように思います。今後、練習が再開されたら、ソフトテニスができる喜びを忘れず、次の目標に向かって進んでいきます。

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