ソフトテニス初心者へ3つの指導ポイント

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今回はソフトテニス初心者へ指導する上でのポイントについてです。

指導する際のポイントを3つ挙げます。

ボールを打たせる

ソフトテニスはボールを打ち合うスポーツですので、何を当たり前のことを言っているのかと思うかも知れません。しかし、中学校で入部した初心者の子ども達はすぐにボールを打つ練習ができないことがあります。

中学校へ入学した子ども達は、仮入部などの期間を経て4月下旬~5月上旬頃、部活動を決定します。そこで、コートに入ってすぐにボールが打てるわけではありません。まずは体力づくりと称して、筋トレや走り込みを行う学校もあります。

また、この時期は3年生が最後の夏の大会へ向けて徐々にやる気が出てくる時期です。コートで練習するのは上級生が優先となり、初心者の1年生は素振りなどのコートの外でできる練習が中心になります。もし、コートに入っても、上級生の練習の見学をしたり、ボール拾いを手伝ったりということも多くなります。

つまり、初心者の子ども達だからこそ1球でも多くボールを打たせるべきであるのに、学校によっては3年生が引退するまで、ほとんどボールを打つ練習ができないこともあります。これではせっかくソフトテニスを部活動として選んだ子どもたちが上達できません。

最初から上級生と同じ練習はもちろんできませんが、初心者だからこそ少しでもボールを打たせる練習をさせるべきです。

 

サービス(サーブ)を覚えさせる

初心者に身につけさせたい技術はたくさんありますが、まずはサービスを覚えさせるのが良いです。ソフトテニスはサービスから始まるスポーツです。つまり、サービスが入らないと試合が始まらないのです。

サービスと言っても、フラットサービス、スライスサービス、アンダーカットサービスなど様々な種類があります。最初はどんな打ち方でも「サービスラインの中に入れば良い」と考えます。

どんなサービスであれ、サービスラインの中に入れば、試合は始まります。ダブルフォルトばかりでは、全く試合になりません。

もちろん対戦相手が上手になれば、緩くて遅いサービスだとレシーブで簡単に反撃されてしまいます。しかし、そうなった時は子ども達自身が、サービスが弱いから駄目なんだと気付きます。

指導者がそのタイミングで「こんなサービスの打ち方もあるよ」とアドバイスすると、子ども達はいろいろなサービスを試すようになっていきます。まずは、どんなサービスであれサービスラインの中に入るようになれば、初心者はOKです。

試合形式の練習をする

サービスが入るようになったら、できるだけ早くルールを覚えて試合形式の練習をするのが効果的です。

素振りや一本打ちなどの基本練習は、技術向上のために非常に重要な練習です。しかし、単調な練習になりがちで、こうした基本練習が試合のどんな場面で役に立つのかイメージしにくいです。

試合形式の練習をして、勝ち負けがはっきりすると負けた子ども達は悔しがります。特に初心者はスタートが同じですので、技術に大きな差はありません。

試合に負けると、「サービスが入らなかった」、「レシーブが入らなかった」と反省して、基本練習も試合に勝つために必要な練習だと理解するようになります。

試合形式の練習で課題を見つけて、基本練習で必要な技術を身につけていき、また試合形式の練習で試していく「試合→基本練習→試合」の流れをつくることが重要です。

 

初心者指導のまとめ

初心者の子ども達が、小学校からソフトテニスを始めた子ども達に3年間で追いつくのは大変です。

「部活動の練習時間を考える」の記事でも述べましたが、3年間で1300時間しか練習できません。3年生の最後の夏の大会までに上達するには、入部してからの数か月は重要です。この段階でサービスが入り、試合形式の練習ができるようになっていれば、その後の上達は驚くほど早いです。

初心者の子ども達がボール拾いや素振りばかりでソフトテニスを嫌いになってしまわないよう、顧問の先生や外部指導者が注意して指導していくことが大切です。

 

 

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ソフトテニス外部コーチの奮闘