ソフトテニス大会再開に向けたガイドライン

緊急事態宣言が解除され、ソフトテニスの練習を再開している地域が多くなっています。とはいえ、以前と同じような練習はできず、少人数で三密を避けながらの練習です。

学校が再開された地域でも部活動の再開は遅れており、まずは学校での授業優先となっています。

中学3年生は、今後大会が開催されるかどうかも分からず、部活動引退のタイミングが不明なまま日々を過ごしている状況です。

このような状況ですが、日本ソフトテニス連盟から「ソフトテニス大会再開に向けたガイドライン」が発表されました。

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ソフトテニス大会再開に向けたガイドライン

2020年6月2日、日本ソフトテニス連盟のHPに「ソフトテニス大会再開に向けたガイドラインについて」が掲載されました。

参考:日本ソフトテニス連盟HP「ソフトテニス大会再開に向けたガイドラインについて」

大会を開催するかどうかの最終的な判断は各都道府県の方針によって主催者が行うことになりますが、一定の目安が示されています。

主催者(主管団体)の対応

以下の通り、12の項目が示されていますが、主催者の負担が増えそうな項目もあります。

①に参加者や運営スタッフの氏名などのシート作成が挙げられています。後日、感染が判明した場合に連絡が取れるように必要な対応です。大規模な大会では参加者や運営スタッフも大人数になるので、全てを把握するのは時間がかかりそうです。

また、⑩に感染予防のための消毒を用意し、こまめに消毒するとの記載があります。こちらも必要な対応ですが、①と同様に大規模な大会では、会場も広く消毒する箇所も多くなります。もし、消毒をするのならそのためのスタッフも確保しなければなりません。

 

■主催者(主管団体)の対応

① 参加者・運営スタッフの検温結果など下記内容をまとめたシートを作成し、大会・イベント当日に提出させること。

・ 氏名・住所・連絡先(電話番号)・ 当日の体温・ 当日の 2 週間前までにおける発熱などの感染症状の有無

・ 過去 14 日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある場合

・ 同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合、あるいは 14 日以内に感染者との接触や濃厚接触者と特定された場合など

② 選手、関係者、運営スタッフには会場に入る際、必ずマスクを着用させること。

③ 受付場所、練習場所および試合会場には、消毒液などを配備すること。

④ 大会開催の際は、選手ならびに関係者の密集のリスクを回避する工夫をすること。

⑤ 受付場所、集合場所を換気の良い場所に設置するなど、選手ならびに関係者の密集・密閉のリスクを回避する工夫をすること。

⑥ 参加者が距離をおいて並べるように目印の設置等を行うこと。

⑦ 感染予防対策を優先し、試合に支障がない開会式・表彰式を省略するなど、大会運営における慣例や慣習を見直す工夫を図ること。

⑧ 観客が入る場合は、密集・密接にならないように配慮し、大声での応援なども控えるように協力をお願いすること。(会場入口などに貼り紙を行ったり、放送による呼びかけを実施したりすること。)また、必要に応じて入場者の制限や誘導を行うこと。

⑨ 更衣室やトイレ、待機スペース、役員控室などは広さにゆとりを持たせ、一度に入室できる人数を制限するなど、他の参加者と密になることを避けること。また、換気扇を常に回す、換気用の小窓を開けるなど換気に配慮すること。

⑩ 競技場内で、複数の関係者が触れると考えられる場所や物品(審判台、審判用具、筆記用具、ドアノブ、ロッカーの取手、テーブル、椅子など)について、こまめに消毒すること。多数の選手が関わる審判員の使用する筆記用具は,審判員各自で用意し,共有を避けること。

特に、トイレ内の複数の利用者が触れると考えられる場所(ドアノブ,水洗トイレのレバー等)についてはこまめに消毒すること.また,手洗い場には石鹸(ポンプ型が望ましい)を用意し,「手洗いは 30 秒以上」等の掲示をすること。

⑪ 大会開催後に大会参加者・関係者らの感染が判明した場合には,速やかに各都道府県連盟に報告,各都道府県連盟は日本ソフトテニス連盟に報告すること。

⑫ 感染者が発生したとしても、その者を誹謗中傷したり、非難したりすることが無いように配慮すること

参加者の対応

参加者については以下の11項目が示されています。特に⑥で触れられているように、ペアとのハイタッチや声掛けというソフトテニスでの常識となっていた行動を見直す必要があります。

■参加者の対応

① 参加者は大会・イベント開始前に検温をし、その他必要事項を運営側に報告をすること。

② 試合中には十分な距離を確保しながらマスクを外してプレーを行うが,試合の前後では
マスクを着用すること。

③ 会場内では他人との距離を 2 メートル確保すること.また,コート内においてもできるだけ 2 メートルを確保するよう努力するとともに,ペアで話をする際には,対面しないようにすること。

④ 試合前のアップおよび試合において、選手が密集・密接する円陣や声出し、整列などは控えること。

⑤ 試合開始前の挨拶、トスおよび試合後の挨拶はネットから1m以上離れて行うこと。また試合後の選手間での握手も禁止とすること。

⑥ ペアなどとのハイタッチや握手は行わず、至近距離での声掛けも行わないこと。

⑦ 団体戦においてコートに入場できるのは対戦する選手と、ベンチコーチの監督のみとし、待機選手はコート外で一定間隔を保ち応援するよう努力すること。

⑧ 一般の応援者については、観客席が「密」にならないように、一定の距離を保って観戦するよう、チームごとで応援者に注意喚起を行うこと。

⑨ 用具、用品(ラケット、タオル、ウェアなど)のシェアをしないこと。また、マイボトルを用意し,チーム内でのコップの共有,使い回しを行わないこと

⑩ 試合終了の度に、こまめな手洗いを行うこと。

⑪ チーム内などにおいて、感染者が発生した場合は、チームを活動停止するとともに大会への出場を中止し、関係者に連絡すること

ソフトテニス大会再開に向けたガイドラインのまとめ

今回、日本ソフトテニス連盟から示されたガイドラインを見ると、全国大会規模の大会開催は困難な印象を受けました。

全国から選手が集まるような大規模な大会で、参加者やスタッフが多くなれば、密になることは避けられません。

また、全国大会規模の大会運営には多くのスタッフが必要です。審判や大会進行に加え、施設の消毒が必要となれば、運営するスタッフの人数も増やさなければなりません。

まずは、このガイドラインを参考に各地区大会や各都道府県単位で大会が開催されるかどうか注目していきます。