ソフトテニスと怪我について

スポーツに怪我はつきものです。競技レベルが向上すれば、日々の練習もよりハードなものになっていきますので、怪我をすることも多くなります。ソフトテニスで注意したい怪我について考えます。

ソフトテニスは怪我が少ない

ソフトテニスはネットを挟んで、ボールを打ち合うスポーツです。ラグビーや柔道のように身体の接触がありませんので、競技者同士がぶつかって怪我をすることはほとんどありません。

そのため、主な怪我として多いのはボールを打つ動作に伴い動かさなければならない手首・肘・足の怪我です。

テニス肘とは

テニスをやったことがない方でも、「テニス肘」という言葉は聞いたことがあるかもしれません。テニス肘は、正式には上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)と呼ばれます。

テニス競技者に多いので、「テニス」という名前がついていますが、テニス以外のゴルフや釣りなどでも起こる怪我です。

ソフトテニスと硬式テニスの違い

硬式テニスの競技者にはテニス肘の症状が出る人は多いですが、ソフトテニス競技者で症状が出ている人は少ないように思います。

私の周りでもテニス肘に悩んでいる人はいません。そこには硬式テニスとソフトテニスの打ち方の違いが関係しているのではないかと推測されます。

硬式テニスとソフトテニスの打ち方で大きく異なるのがバックハンドストロークです。ソフトテニスはバックハンドストロークもフォアハンドストロークと同じ面、つまり手のひらをボールに向けて打ちます。一方、硬式テニスはフォアハンドストロークと逆の面で打つので、手の甲をボールに向けて打ちます。

実際に動かしてみると分かりますが、普段の生活で手の甲を上に向けて動かすことは少ないので、何度も手の甲を動かすと、手首や手の肘に負担がかかります。

ソフトテニスが硬式テニスよりもテニス肘の選手が少ないのは、バックストロークが大きな要因ではないかと思います。

ラケットとボールの重さ

ソフトテニスが硬式テニスよりテニス肘の選手が少ない理由として、ラケットとボールの重量の違いもあるかと思います。 競技者によってラケットは異なりますが、ソフトテニスラケットの重さは約250グラムです。 一方、硬式テニスのラケットの重さは約300グラムです。硬式テニスラケットの方がソフトテニスより重いです。

また、ソフトテニスのボールの重さは約30グラム、硬式テニスのボールの重さは約60グラムです。硬式テニスのボールのほうが重いです。ラケットもボールも重いので、体への負担も当然重くなります。そのため、ソフトテニスよりも硬式テニスの方が怪我が多くなるのではないでしょうか。

足の怪我には注意

ソフトテニスは、手首や肘の故障は少ないスポーツですが、足の怪我は多いです。テニスは足ニスと呼ばれるくらいフットワークが重要なスポーツです。前後左右に動かなければなりませんので、足にはかなり負担がかかります。

硬式テニスと比べると1試合の試合時間は短いですが、勝ち進めば1日に7試合行うこともあります。足首をねんざしたり、ふくらはぎが痙攣するなどの怪我はソフトテニスでも頻繁に起こります。普段から準備運動をしっかり行い、怪我の予防に努めなければなりません。

まとめ

ソフトテニスは硬式テニスなど他の競技に比べれば、怪我の少ないスポーツだと言えます。そのため、子どもから高齢者まで楽しめる生涯スポーツとしての魅力があります。しかし、一度怪我をしてしまうと自分の思い通りのプレーが出来なかったり、技術向上の妨げにもなります。

準備運動やストレッチなどを欠かさず、特に足の怪我に注意することがソフトテニスにおいては重要です。

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